それは誰かの日常

それは過去の出来事 それは未来の出来事 それはフィクション それはノンフィクション

抜け出せない

誰もいない

 

小さなその空間に

 

ただひとり

 

ただ

 

うずもれている

 

 

 

そして

 

抜け出せずにいる

 

 

 

 

遥か遠くに聞こえる

 

風の音は

 

 

 

思考の雑音に

 

消されていく

 

 

 

どうすればいいんだ

 

 

どうにかしなくては

 

 

そう思いながら

 

 

動けずにいる

 

 

 

 

誰も…

 

そう誰一人として

 

助けてくれやしないのに

 

 

teal_tree